非農業部門雇用者数変化
非農業部門雇用者数変化は、雇用統計の構成項目の一つで、農業を除く30万件以上の事業所の給与支払い簿帳をもとに算出される、従業員の数の増減です。
給与が支払われた人を対象にしている為、経営者や自営業者は非農業部門雇用者変化の対象にはなりません。
失業率と非農業部門雇用者数変化は同じ動きをすることが多いですが、失業率は家計調査、非農業部門雇用者数変化は事業所調査を対象としているので、反対の動きを見せる場合があります。
非農業部門雇用者数変化と失業率
このような場合、ドル円市場では非農業部門雇用者数変化の結果に反応することが多いので覚えておきましょう。
集計数は業種別に分かれており、製造業の就業者数に最も注目が集まります。
非農業部門雇用者数変化は、米国経済の最重要経済指標と言ってもよいでしょう。
また、別名NFPと略されることもあります。