景気先行指数
景気先行指数は、毎月月末に発表される経済指標で、先行、一致、遅行の3種類からなる景気総合指数の一つです。
約3ヵ月から6ヵ月の景気の先行きの安定度や方向性を判断する上での経済指標として注目されています。
景気先行指数は、失業保険申請件数、新規住宅着工許可件数、S&P500株価指数、ミシガン大学消費者信頼感指数などのように先行性のある10の指標を合成して算出されます。
先に発表された10の経済指標を元に作られる為、景気先行指数の結果は比較的予想がしやすい指標であり、予想と結果が大きく異なることも少ないです。
よって、マーケットからの注目度も少し低めの為替指標となってしまいますが、3ヵ月〜6ヵ月の中期的な景気の予想を知る上では良い指標と言えるでしょう。
景気先行指数が3ヵ月連続でプラス、もしくはマイナスになれば景気が転換すると言われています。