レバレッジ
FXの特徴の一つ、レバレッジを一番わかりやすく理解するには、てこの原理を思い浮かべるのが一番だと思います。
レバレッジは〜倍という言い方をすることが多く、FX業者によって20倍程度まで可能な所から、預け入れた資金量に対して数十倍もの金額の取引ができる業者まで様々です。
FX業者によっては、リスク管理の為にレバレッジをあらかじめ固定し、資金に対して買える通貨量の制限を掛けてくれる会社もあります。
証拠金が100万円だと仮定するならば、100万円の取引でレバレッジ1倍、1000万円の取引でレバレッジ10倍となります。
自己資金の10倍の取引と言うと驚いてしまいがちですが、そもそも外国為替は一日に動く値幅が他の金融商品に比べて小さいので、レバレッジを調整しながらリスクを考え、取引を行うというFX(外国為替証拠金取引)が人気であり近年の主流となって来ています。
レバレッジを使えばスワップも倍増
レバレッジを大きく効かせれば、為替差益による利益も大きくなりますし、一日にもらうことのできるスワップ金利の額もそれに伴って大きくなります。
しかし、逆に損失もその分大きくなってしまい、リスクは高まります。
中長期的な保有を目的とするのであれば、レバレッジ1倍〜3倍程度を、デイトレードやスイングトレードのような短期的な取引であれば、レバレッジ10倍から20倍位が妥当であると思います。