カントリーリスク
外国為替などにおいて、海外への投資を行う際に国そのものから生じるリスクのこと。
高金利な国の、安全度の高い債券や為替を購入した場合であっても、国そのものの情勢やGDPの低下などによって資金が引き揚げられたり、スワップ金利の逆転による支払いリスク、最悪の場合では国自体が破たんしてしまうケースもないとはいいきれません。
このようなリスクのことをカントリーリスクと言います。
一般的に投資対象となる多くの国々は格付け機関などによってそのリスクが公表されていることがほとんどですが、南アフリカなどの新興国は政策金利が高く、スワップポイントも沢山発生する分、開発途上であったり債務返済の能力が高くないことなどから先進国に比べて大きなリスクが発生することを忘れてはいけません。